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CRI・中国国際放送局主催「現代中国・国画展―写意画の巨匠・斉白石とその一門」の開幕式と中華網芸術文化サイト開設式が27日午前東京で行われました。これには、日本駐在の程永華中国大使、国務院報道弁公室元主任、中国人民大学報道学院の趙啓正院長、中国国際経済交流センターの魏建国副理事長、中日友好21世紀委員会の陳健秘書長、日中友好会館の江田五月会長、日中友好協会の岡﨑温理事長、日本文化放送の三木明博社長、日本福井ケーブルテレビの田崎健治社長、UTY・テレビ山梨の金丸康信社長ら中日両国の関係者や芸術家代表、約200人余りが出席しました。
趙啓正院長
趙啓正院長は開幕式での挨拶で、「文化は民族の性格と素養を表しており、絵画は中日文化交流の重要な媒体である。政治、経済と文化は現代の国家関係を支える三つの柱でだ。現在、中日の政治関係は厳しい状況にあり、双方は改善策を求めている。こんな時こそ、文化の力が必要となる。文化を通して相手国を理解し、好きになることは重要なことである。今回の国画展が冷たい中日の政治関係に火をともし、暖かい関係へと変えてくれることを希望する」と高く評価しました。
江田五月会長
これに対し、江田会長は子供時代の北京放送・中国国際放送局の記憶を振り返り、今回の国画展のような文化交流イベントは必ず両国民の意思疎通を促し、「両国友好関係の再構築と国民感情の改善につながる」と期待を述べました。
程永華中国大使
また、程大使は挨拶で、「中日両国は一衣帯水の隣国で、文化交流においては悠久の歴史がある。中日は漢字や詩、書道、絵画など多くの面で相通じている。現在、中日関係は厳しい情勢にさらされているものの、文化交流の重要性に変わりはない。今回の国画展によって日本国民の斉白石先生並びに中国の書画への理解が深まり、同時に両国の文化交流も進んでいくだろう」と述べました。
特別協力の日本文化放送の三木社長は挨拶で、これまで中国国際放送局との協力を振り返えり高く評価した上で、今回の国画展を契機に、両局放送事業の協力拡大や両国国民の友好促進に期待を寄せました。
劉鉄宝先生
中国の芸術家代表劉鉄宝先生は挨拶で、「芸術に国境はない。今回の国画展を通じて、日本国民が中国の絵画、書道、篆刻への理解が深まることや、自分自身も日本の芸術家と切磋琢磨していけることを希望する」と述べました。
今年は北京-東京友好都市締結35周年に当たり、世界的に有名な画家斉白石氏誕生150周年でもあります。この重要な節目の年に、CRI・中国国際放送局は9月26日から10月2日にかけて、「現代中国・文化」をテーマとした一連の中日民間芸術文化交流イベントを催しています。その一環として、「現代中国・国画展―写意画の巨匠・斉白石とその一門」が27日から1日にかけて東京美術クラブで開かれています。(09/27 Lin,Keiko)国際・交流へ
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