第14回中日友好交流会は23日、「大阪宣言」を発表して閉幕しました。「宣言」は中日双方が知恵を絞り、一日も早く困難を乗り越え、中日関係を健全で安定した軌道に乗せることを推進するよう、呼びかけました。
「宣言」は、「当面、中日関係が歴史や領土問題などによって厳しい局面に陥り、両国国民の感情が深刻に悪化している」として、中日両国は「和則両利 闘則倶損(和すれば両方に利あり、闘えばともに傷つく)」であり、中日友好は両国人民の根本的利益に合致すると指摘した後、中日関係に問題が生じた際には、『中日共同宣言』など4つの政治文書の各原則と精神に則って、即時に善処すべきだと強調しました。
第14回中日友好交流会議は22日と23日に大阪で開かれ、中日両国から友好促進団体の代表300人あまりが参加しました。参加者は、中日関係が困難な時期に各方面から民間の交流を促すことで、見解の一致を見ました。(ヒガシ、林)
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