1
|
中国の王毅外相は、10日、ミャンマーのネピドーで開かれたASEAN・東南アジア諸国連合地域フォーラムの外相会議に出席した際、一部の国が誇張する南海の情勢が緊張していることに賛同しないと述べました。
王毅外相は、また「今、南海の情勢は全体的に安定している。船舶の自由航行にも何の問題もない。中国とASEANの関係は、良好な発展の趨勢を維持している」と語った後、「中国とASEANは南海の平和と安定を維持する能力と知恵を持っている。今回の中国とASEAN外相会議で共通認識を確認した。それは、引き続き『南海各国行動宣言』を全面的に実施して、協議の上、できるだけ早く『南海行動原則』に合意することだ」と指摘しました。
王毅外相は、さらに「中国とASEANは、落ち着いて関連問題を議論することができるが、この地域以外の一部の国が、南海の情勢が緊張していると誇張する狙いが一体なんだかわからない。これらの国は、この地域の問題に合理的な関心をもつのはいいが、あれこれと指図することに反対する」と強調しました。(任春生、高橋敬)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |