中国の王毅外相は3日、カイロにあるアラブ連盟の本部でアラビ事務局長と会談しました。
王外相は「双方の共同努力の下、中国・アラブ連盟協力フォーラム第6回閣僚級会議が成功裏に終わった。この会議において、習主席は今後の協力の重点分野や発展方向を明らかにした。双方は直ちに行動し、この会議の成果を着実に実施していくべきだ」と話しました。
また、中東問題について王外相は「中国は国連憲章と国際関係のルールに基づき、当地域の国民たちが自らの発展の道を選ぶことを尊重すると共に、政治的解決という唯一正しい手段を堅持していく」と強調しました。
これに対し、アラビ事務局長は「中国は長期にわたって国際社会で正義感を持って発言し、アラブ諸国を支持してきた。アラブ諸国にとって信頼できる友人である。アラブ連盟は中国との関係や中国・アラブ連盟協力フォーラムを非常に重視しており、今後も中国と共に努力し、第6回閣僚級会議の成果を具体化していく。同時に、パレスチナとイスラエル衝突の調停で果たした役割を高く評価し、和平交渉推進における影響力にも感謝する。今後も、パレスチナとイスラエル衝突をはじめ、シリア問題やリビア問題の解決でも中国と緊密に連絡を保っていきたい」と語りました。(ミン・イヒョウ 小山)
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