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 王毅外相、ケリー米国務相と会談

2014-08-10 13:52:50     cri    

 中国外務省の王毅外相は9日、ミャンマーの首都・ネピドーで東アジアの協力に関する一連の外相会議に出席している際、アメリカのケリー国務長官と会談しました。

 王毅外相は「目下の中米関係は全般的に安定を保っている。中国はアメリカと共に、両国指導者が合意した重要な共通認識及び第6回中米戦略・経済対話で収めた成果を積極的に実行し、両国のハイレベル往来と対話の勢いを保ち、各分野における実務的な協力が新しい進展を収めるよう推し進め、世界の各種ホットな問題に共に対応し、食い違いに建設的に対処し、中米関係が新しい形の大国関係という正しい方向に向かって前進できるよう確保していく」と話しました。

 南海問題について、王毅外相は「中国は国の主権と海洋権益を揺るぎなく守っていく。これと同時に、対話と協議を通じて、関連国と食い違いを解消していくよう力を尽くしている。目下、南海情勢は全般的に安定しており、海上の航行の自由にも問題はない。世界各地で混乱が相次いで起きている中、中国は各国に当該地域の得難い安定した状況を大事にし、客観的かつ公正な立場を守り、建設的な役割を発揮してほしいと願っている」と話しました。

 ケリー国務長官は「アメリカは米中戦略・経済対話と人文交流ハイレベル協議の成果を高く評価している。これを踏まえて、両国の戦略的相互信頼を深め、幅広い分野における実務協力を推し進め、人的交流を拡大し、国際問題における密な協調を保っていきたい。アメリカは南海問題で特定の立場を取らず、この地域が平和と安定を保つことを期待している」と話しました。

 双方はウクライナ、パレスチナとイスラエルの衝突などの問題をめぐっても意見を交換しました。(Yan、小山)

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