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米中貿易委員会が7日に発表したアメリカの対中国輸出報告書によりますと、過去10年間、アメリカの対中国輸出は255%増え、伸び幅はどの貿易相手よりも大きく、アメリカにとって成長スピードの最も速い輸出先だということです。
米中貿易委員会が7日、「2004-2013年の米各州の対中国輸出報告書」を発表しました。これによると2013年の対中国輸出総額は1200億ドルに達し、中国はアメリカにとって第3位の輸出市場になったことが明らかになりました。
さらに、アメリカの対中国輸出は多分野にわたりますが、中でも交通運輸設備、農産物、コンピューターと電子製品、化学製品、機械設備は上位5位を占めているということです。中国の巨大な人口規模、絶えず増えつつある中産階級、膨大なインフラ施設の建設プロジェクトはアメリカの商品やサービスに大きな輸出市場を提供しているとみられています。
一方、報告書は、「アメリカの対中国輸出は全体から見れば大きな規模に達しているが、伸びる余地はまだ大きい。いま、アメリカは中国にとって第5位の輸入先で、EU・欧州連合、韓国、日本、台湾に遅れている。アメリカの対中輸出は2000年中国の輸入総額の10%だったが、今は僅か8%くらいになっている。失ったシェアを戻すため、米国通商代表部(USTR)などの機構はアメリカ企業により良い環境づくりを望んでいる」と指摘しました。(05/08 Lin、高橋)暮らし・経済へ
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