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 不明マレーシア機 多くの国が捜索救助支援

2014-03-17 14:03:20     cri    

 マレーシア航空MH370便は17日、消息を絶って10日目に入りましたが、捜索はなおも難航しています。連日、多数の国と組織がマレーシアと連携協力し、調査や捜索救助の支援を約束しています。同時に、マレーシアも関連各国に不明マレーシア機の確認に協力するよう要請しています。現在、捜索救助に当たっている国は14から25に増えています。

 フランス外務省のロマン・ナダル報道官は16日、「フランスのファビウス外相は今日マレーシアのアニファ外相と、消息を絶ったマレーシア航空機について話し合った。双方はこの事件に関して密接な連絡を保つことで合意した」と述べました。

 インド政府関係者は同日、「インドのシン首相はマレーシアのナジブ首相の要請で電話会談をした。ナジブ首相は連絡を絶ったマレーシア機の捜索についてインドに技術的な協力を要請し、シン首相は全力で協力すると表明した」としました。またインドの首相官邸関係者の話によりますと、マレーシアはインドに、MH370便の失踪後の飛行ルートの確認について協力を要請したとのことです。

 国際刑事警察機構は同じく16日、この事件について声明を発表し、「MH370便が失踪した日から昼夜を問わず捜査に当たり、マレーシアにできるだけの支援を提供できるよう励んできた。これからも引き続き支援を提供する」としています。

 マレーシア軍は、「調査の一環として、近いうちに一部専門家がボーイング777型飛行機を操縦し、衛星とレーダーシステムが収集したデータに基づき、MH370便が実際に飛行したルートを再度飛行し、当時の状況を確かめる」としました。また、マレーシアは捜索救助活動を行っている関連各国に、レーダーが不明航空機の信号を拾ったか調べるよう要請しました。

 タイの『バンコク・ポスト』紙はタイ政府からの情報として、「マレーシアはタイに、民間用および軍事用のレーダーで不明航空機の信号を受けたか調べるよう要請した」と報道しました。タイの空軍報道官はこれについて、「タイ南部の空軍レーダー基地では、消息が絶ったマレーシア機がクアラルンプールを出発した直後に出したレーダー信号を受けたが、これがタイが受けた最初で最後のMH370便の信号だ」と述べました。

 インドの航空専門家は、「不明航空機がインド領空に入った可能性はゼロに近い」としています。(怡康、大野)国際・交流へ

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