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 不明航空機、最後の交信は8時11分

2014-03-15 15:54:33     cri    


 消息を絶ったマレーシア航空機に関する15日の記者会見でマレーシアのラザク首相は、「MH370便との最後の交信は8時11分だった。現在、最終的な位置を特定できず、ハイジャックの可能性を調査している」と発表しました。

 ラザク首相は、「軍に他の国との情報共有と他国の捜索救助活動を支援するよう求めた。現在、既に14カ国に及ぶ60隻の船舶、70機の航空機が捜索に参加し、南海とアンダマン海域で捜索活動を展開している。私たちは家族に有益な情報を提供する義務がある。MH370便が折り返したことを証明する十分な証拠は今のところない。私たちは多くの国際機関と協力し、マラッカ海峡北部から他の地域まで捜索を進めている」と述べました。

 ラザク首相はまた、「最新の調査によれば、消息が途絶えた最も可能性のある原因は、連絡通信とレーダー応答システムが人為的に閉鎖されたことだ。それは飛行機がマレーシアとベトナムの国境地帯を飛行しているときに閉鎖された。衛星データに基づくマレーシアと各国専門家の推測によれば、消息が途絶えた後は2つの飛行ルートが考えられる。1つは、タイ北部からカザフスタンとトルクメニスタンにかけての範囲、そしてもう1つは、インドネシアから南インド洋にかけての地域だ」と話しました。

 MH370便が軌道を変更した理由についてラザク首相は、「あらゆる可能性があり、現在調査中だ」とし、メディアがハイジャックの可能性を報じたことについては、「現在、乗務員と乗客の背景を調査している」と述べました。(劉叡、大野)国際・交流へ

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