現地時間の26日、中国の王毅外相はニューヨークにある国連（UN）本部で、ドイツのウェスターウェレ外相、インドネシアのマルティ外相、南アフリカのマシャバネ外相、ベトナムのファム・ビン・ミン外相と会談し、、また現地で行われたBRICS・ブリックス外相会合に出席しました。

　ウェスターウェレ外相と会談した際、王外相は「中国はドイツと共に、戦略的相互信頼と各分野での実務協力を強化し、中国とドイツ及び中国とヨーロッパの関係を一層引き上げていきたい」と述べました。

　インドネシア、南アフリカ、それにベトナムの外相らとそれぞれ会談した際、王外相は「中国は両国間関係の発展を重視している。共同の努力の下で、両国の関係発展を絶えず深めていくことを望んでいる」と表明しました。

　ブリックス外相会合で、王外相は「今年南アフリカのダーバンで行なわれたこの会合は積極的な成果を収めた。サンクトペテルブルクで行われた非公式会合は『BRICS開発銀行』と『外貨準備基金』の設立において積極的な進展を遂げた。揺れ動く国際市場に対応するため、BRICS5カ国はできるだけ早くこの二つの機構を設立し、金融安全ネットワークを構築するべきだ」と言う考えを表明しました。（万）