中国の王毅外相は30日、シリア情勢についてフランスのファビウス外相と電話会談を行いました。
王外相はその際、化学兵器の使用に断固反対する中国の立場を表明した上で、「国連は関連する疑惑に対して、独立的、公正的かつ客観的、専門的な調査を速め、化学兵器をつかったかどうかだけでなく、どちらが化学兵器をつかったかををはっきりさせるのが最も重要である。これは行動を取る前提と条件である」と述べました。
これに対して、ファビウス外相は「フランスは化学兵器を使用したことに必要な行動を取ることを主張する。国連は関連する調査を加速するべきだ。シリア問題の政治的解決は最終的な方法だ」という考えを表明しました。(万、KOKUSEI)
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