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 王毅外相、パン国連総長と会談

2013-09-23 12:18:19     cri    

 中国の王毅外相は22日にニューヨークの国連本部でパン・ギムン事務総長と会談を行いました。その際、王外相は「国連は最大の権威性と代表性をもつ国際組織であることから、中国は、国連が世界の平和と発展のために発揮する役割を支持していく」と表明しました。

 シリア化学兵器問題について王外相は「安保理は意見の食い違いを克服して共同の認識に達し、化学兵器禁止機構による客観的、かつ公正で、専業的な、化学兵器に対する調査・廃棄プロセスのいち早い起動を支持するという団結一致したシグナルを外部に出すべきだ。中国側はこのプロセスのため専門家を派遣し、関連活動に参加する用意がある。また、中国は、シリア化学兵器問題「国連特別派遣団」の設置というバン事務総長の提案を支持する。各関係方面の見解が一致すれば、中国側はこれに積極的に参加していく」とした上で、「長期的に見れば、政治解決はシリア問題の唯一の活路であり、化学兵器の廃棄と政治プロセスは並行して推進する必要がある。中国側はこのプロセス実施で建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。

 また、発展の問題について、王外相は「発展の問題は、今年の国連総会のテーマであり、世界各国、特に発展途上国にとってはきわめて重要である。中国は、持続可能な発展という方向性を堅持していく。これは13億の中国国民に幸せをもたらすだけでなく、世界の発展の趨勢と方向にも合致する」と述べました。

 パン事務総長は、国連で中国が発揮した積極的な指導的役割とその貢献に賞賛と感謝の意を表しました。

 また双方は朝鮮半島情勢。アフガニスタンと気候変動などの問題をめぐって意見を交換しました。

 (hj)

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