会員登録

中国、初めて世界で3番目の対外投資国に

2013-09-10 16:25:10     cri    

 中国商務省、国家統計局、国家外貨管理局は9日、アモイで、「2012年度中国対外直接投資統計公報」を合同で発表しました。それによりますと、2012年、中国の対外直接投資の流出額は878億ドルで史上最高を記録し、初めて世界で3番目の対外投資国になりました。また、中国企業の外国投資を支援するために、中国は国外での経済貿易協力区の建設を積極的に推進していくということです。

 「公報」によりますと、「2003年から中国が年次統計データを発表して以来、中国の対外直接投資の流出額は10年連続で成長してきました。2002年から2012年まで年平均の成長率は41.6%にも達しました。商務省協力局の周振成氏は、「2012年、全世界で外国への対外投資が前年より17%も減少した中で、中国の対外直接投資の流出額は878億ドルの史上最高を記録し、初めてアメリカと日本に次いで世界で3番目の対外投資国になった。また今年の対外直接投資の成長率は約15%に達する見込みだ」と述べました。

 2012年末までに、中国の対外直接投資残高は累計で5000億ドルを超え、世界で13位となりました。しかし、中国の対外投資が立ち遅れたため、この数字はアメリカの対外投資残高の10%しか占めていません。周振成氏は、「残高から見て、改革開放以来、我々の実力はやや強くなったが、対外直接投資は日が浅いため残高は全世界の2.3%しか占めていない。外国へ進出した企業は今のところ数が多いが、単一のプロジェクトの投資額はまだ少ない。我々の投資規模は先進国のそれに比べてまだ小さい」と指摘しました。

 また、商務省の統計によりますと、金融以外の対外投資のうち、約8割の企業が利潤をあげているか横ばいかの状態にあります。2012年、外国へ進出した中国企業が所在国に納めた税金総額は200億ドルを超え、同年年末現在、これらの企業の従業員数は約150万人で、そのうち外国人従業員は約70万人に達しているということです。(玉華)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS