恒例の日中友好中国語夏期スクーリングが8月31日、9月1日の両日、長野ラジオ孔子学堂の3教室で開催されました。40名あまりの参加者は初級・中級・上級クラスに分かれ、中国人ベテラン教師の指導のもと2日間、中国語学習に励みました。
開講式で竹内勲・孔子学堂長は「日中関係は隣国ゆえに尖閣問題などのギクシャクした状態も生じているが、言葉は友好の架け橋。相互理解を深め、民間交流を進めていきたい。貴重な2日間を活かして、中国語のレベルアップをはかり、実践に役立てていきましょう」と挨拶しました。
各クラスでは講師が事前に準備した教材を使って会話・文法・作文など熱心に学ぶ学生の姿が見受けられました。石家荘市から派遣されている語学研修生を交えての交流授業では、受講生が全員、中国語を駆使し自己紹介や中国語との出会いなどを発表しました。研修生に対しては日本に来て驚いたこと、中国での就職事情、若者の流行語など次々に質問が出され、有意義な交流授業となりました。夜の交流懇親会では二胡の演奏や本格的なマジックが披露され参加者に大好評でした。また、中国の歌、日本の歌が次々に披露され和やかな懇親会となりました。2日目の朝はラジオ体操、太極拳で汗を流し、再び特訓が始まりました。
受講生は、同学の皆さんのレベルの高さに新たな刺激を受け、真剣な表情で学習し、また楽しく交流できたと喜んでいました。群馬からはなじみの皆さんが遠路はるばる参加いただきました。来年も是非参加したいと語っていました。
長野県日中友好センター 布施正幸 国際・交流へ
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