CRI中国国際放送局傘下の国広環球メディアホールディングスは9日、香港で、中華網科技公司と契約に調印し、同社のポータルサイト・中華網（チャイナドットコム）を買収しました。

　中華網はかつて中国で最も影響力を持っていたポータルサイトの一つです。1999年、アメリカのナスダックに上場しました。2000年3月、香港証券取引所の新興企業向け市場に上場しました。しかし、その後10年で、中華網の経営はうまくいかず、2011年の末にはナスダックでの上場が廃止となりました。

　同日開かれた契約調印式で、国広環球メディアホールディングスの汪方懐総裁は「今回の買収で中華網の事業、株、従業員、ドメイン、無形資産などを国広ホールディングスにシフトすると同時に双方が、その他の分野でも協力を行う」と述べました。

　国広ホールディングスは中国国際放送局傘下のメディアであり、文化産業の唯一の運営プラットホームです。メディア資源の吸収合併とメディアサービス業への投資と経営などを行っています。（任春生、山下）　暮らし・経済へ