中国公安省の情報によりますと2013年1月1日から、これまで使用されてきた古いタイプの初代居民身分証明書は使用停止となります。そのため、新世代身分証明書への移行サービスを各公安機関で随時行っています。

　2004年に「居民身分証明法」が実施されて以来、全国の公安機関では2代目身分証の切り替え作業を行ってきました。これまでに切り替えが完了した居民は11億人以上となり移行作業はほぼ完了しています。

　このほか、各省、自治区、直轄市が一部の大型・中型都市の戸籍登録所でも2代目身分証の発行に必要な指紋登録サービスを試験的に行っており、2013年12月末までに、全国の戸籍登録所でも指紋情報登録ができることを目指しています。（白昊、丹羽）

　暮らし・経済へ