3分間の電話通話で、習主席は飛行士らの健康状況や作業の進展状況を尋ね、「宇宙飛行の夢は『中国の夢』の重要な一部分であり、中国の宇宙事業の快速な発展と共に、中国人の宇宙探査の歩みもより大きく、より遠くへと踏み出されるだろう」と声をかけました。
習主席はまた、3人に労いの言葉をかけた上で「全国民が皆さんに注目と関心を寄せており、私は党中央、国務院、中央軍事委員会、各民族の人々を代表して、皆さんに心からの慰問の意を伝える」と述べました。
これに対して、宇宙飛行士の聶海勝氏は他の2人を代表し、「習主席に感謝。全国民に感謝」と応えました。
中国の有人宇宙船・「神舟10号」は、11日に打ち上げが成功してから軌道上をすでに13日間飛行しており、宇宙ステーション実験機「天宮1号」との自動ドッキングおよび手動ドッキングを成功させ、中国で初めてとなる宇宙授業が行われました。これらの任務の成功は宇宙船「神舟10号」の最も重要な成果として認められています。
習近平主席は、今月11日の打ち上げ前にも中国北西部の酒泉衛星打ち上げセンターで3人の飛行士を激励しましたが、今回は宇宙船の帰還を目前に、電話を通じて飛行士らにエールを送りました。
この日午前、北京宇宙飛行管制センターにある監視モニターに、「天宮1号」で任務執行中の聶海勝氏、張暁光氏、王亜平氏3人の姿が映し出され、健康状況及び作業の進展について聶海勝氏は、「3人とも健康状況は非常によく、各作業も順調に展開している。中華民族の宇宙飛行の夢の実現に貢献でき、誇りに感じている」と述べました。
聶海勝氏と通話した後、習主席は初めて宇宙飛行任務を実行する張暁光氏と王亜平氏に感想を聞きました。その後、習主席は「円満に任務を完了し、勝利の帰還を遂げるよう期待する」と言葉をかけました。(万、NM)
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