このほど中国児童用品サンプリング調査の合格率が90％近くに達したことが明らかになりました。

　中国児童用品品質向上活動会議が29日に北京で開かれました。会議では国家品質監督検査検疫総局の関係者が今年の3月から5月の期間に、国家品質監督検査検疫総局が子ども用の服や靴、ベビー・カー、玩具、紙おむつに対しサンプリング調査を実施したことを明らかにしました。サンプリング調査は合わせて663社の企業が生産した674ロットの製品を対象に行われました。その結果591社の企業が生産した602ロットの製品は合格しましたが、72ロットの製品が不合格とされ合格率は89.3％でした。

　また子ども靴のうち、特に合格率が低かったのは革靴で69.7％でした。

　国家品質監督検査検疫総局は不合格製品の製造企業に対して改善を求める通知を出しました。（玉華、吉野）　暮らし・経済へ