6月1日「国際児童デー」に際し、子供のために多くのお金を使う家庭が多くなっています。ある調査によりますと、45.5%の家庭は1000元以上がかかり、子供の携帯やアイパット、千元以上の高級おもちゃなどがよく売れたということです。
子供用品の贅沢化は、家族が子供への溺愛が主な原因だと多くの人が思っています。半分以上の夫婦は1人の子供しか産めないので、1人の子供が6人の大人に囲まれる家庭も珍しくありません。いくつもの家庭の大人がたった一人の子供に愛情を注ぎ込み、子供をできる限り満足させます。
平日に仕事で忙しくて子供と一緒の時間が少ない両親は児童デーには、子供への補償としてプレゼントを買います。
児童デーの本意は、社会からもっと多くの関心を寄せられ、子供を健康的に成長させるということですが、現在の児童デーは「消費デー」になってしまいました。子供用品消費の高級化、贅沢化は家庭の経済負担にもなり、子供の健康的な心理育成にも良くないということです。しかも、拝金主義などの社会不良気風も助長されました。子供は家庭の鏡でもあり、将来社会の縮図でもあります。児童デーを子供なりの趣き、家族愛に満たされ、子供たちの創造力と想像力を「愛」で呼び起こせば、、更に活発的な、生気と希望が溢れる社会が作れます。(陳博、山下)暮らし・経済へ
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