国務院報道弁公室が14日に発表した『2012年中国人権事業の進展』白書によりますと、2012年末現在、中国では世界遺産が41ヶ所あり、この点では世界3位だということです。また、29項目の無形文化遺産がユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録され、7項目は「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」に登録されたということです。
さらに、2011年、中国では第三回全国文物調査が行なわれ、登録された移動不可能な文化財は77万ヶ所に達しました。また、国務院が発表した全国の重点文化財保護機関は2352ヶ所あり、歴史名城(ここでは昔の都市のこと)は119ヶ所、歴史文化名鎮や名村は350ヶ所あるということです。
白書はまた「中国の55の少数民族の515の民族の伝統技能や風俗が国家無形文化遺産保護リストに登録され、524人の少数民族の人が国家レベルの無形文化財代表伝承人(人間国宝)に選ばれ、少数民族文化生態保護実験区が5ヶ所作られ、18の少数民族の伝統技能や風俗が国連の『人類の無形文化遺産の代表的な一覧表』と『緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表』に登録された」としています。(05/14 Lin、NM)旅行・文化へ
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