ロシアのサンクトペテルブルクで開催されている第36回世界遺産委員会会議は1日、中国の澄江生物群を世界遺産に登録したことを明らかにしました。

　生物群化石の発見地として世界遺産に登録されたのは中国初だということです。1984年、雲南省玉渓市澄江県で、5.3億年前の生物群化石が発見され、「20世紀で最も驚異的な古生物発見の一つ」として世界から注目されています。

　今回の世界遺産委員会会議は6月24日から7月6日にかけてサンクトペテルブルクで開催されています。世界遺産を申請している３６ヶ所のうち、中国の澄江と元上都遺跡はそれぞれ自然遺産と文化遺産として申請しました。これで、世界遺産に登録された中国の自然文化遺跡と自然景観は合わせて４３ヶ所に上ります。（ミン・イヒョウ）

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