現地時間4月11日に、国連は中国にある世界遺産をテーマとする記念切手を発行しました。この記念切手は万里の長城、兵馬俑、故宮、敦煌の莫高窟、ラサのポタラ宮と黄山をデザインした6枚が1セットになったもので、中国の文明と歴史を表現しています。
国連はこの日、ニューヨークで発行式典を行い、国連の郵政担当の責任者と中国側の代表として国連常駐代表団の李笑梅氏が除幕式に出席しました。
この切手セットを担当したデザイナーは「『世界遺産リスト』に登録された中国の名所は40ヶ所以上もあるため、選択作業が難しかった。今回選ばれたのは中国世界遺産の最もよい部分だ」と語りました。
万里の長城、兵馬俑などの姿は以前も国連が発行した切手のデザインに使用されたことがありますが、中国の世界遺産をテーマに、集中的に中国の名所を題材にしたのは国連郵政史上初めてのことです。国連もこの切手発行の反応に期待しています。
この記念切手は各国の切手愛好者のニーズに応じて、基本セット、初日限定版などの形で発売されるほか、プレミアバージョンも同時に発売されるということです。(Yin、吉野)旅行・文化へ
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