中国社会科学院は26日に北京で「2013年経済青書春季号」を発表し、2013年の中国国内総生産(GDP)の成長率を8%前後になるとの見通しを示しました。
2013年マクロ経済の各指標について青書は、名目固定資産投資成長率、対外貿易、住民所得、消費者物価指数(CPI)などの指標の成長率は去年より上昇し、消費成長率はやや下落するとの見方を示しました。
青書はまた「中国経済は平均9.8%の急速成長を経て、『構造的加速』時期から『構造的減速』時期に入っている」とし、「2012年から始まった減速は周期的でも政策的でもなく、経済成長段階の移転によるものだ。この減速は『中所得の罠』を乗り越えるために物質的な保証を提供した」と指摘しました。
このほか中国社会科学院数量経済・技術経済研究所の李雪松副所長は、「全体から見て今年の中国のマクロ経済は、適度な成長速度と物価が穏やかに上昇する成長の形勢を維持するだろう」との見方を示しました。(白昊、吉野)暮らし・経済へ
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