国連貿易開発会議（UNCTAD）が25日ジュネーヴで発表した報告によれば、これまでの10年間、中国を含むBRICS5カ国が海外から誘致した投資とBRICS5カ国の海外への直接投資はいずれも大幅に上昇したということです。
この報告によりますと、これまでの10年間、BRICS5カ国への海外直接投資は推計2630億ドルで3倍に拡大しており、世界全体の約20％を占めています。一方、この5カ国からの海外への総投資額は2000年の70億ドルから2012年の1260億ドルに急増し、世界全体でのシェアは9倍に拡大して約9％となっています。
報告はまた、BRICS5カ国の総投資のうち先進国への投資が43%、周辺諸国への投資が43%に達していますが、BRICS5カ国の相互投資は総投資額のわずか2.5%しか占めていないと述べています。（万、大野） 国際・交流へ
中国 BRICSの金融協力に期待
コーナー選択 
