戸澤百子の日記②
孔子学院春季キャンプは午前に中国語の授業をうけます。まず、プロジェクターを利用し、課文を照射し、漢字を母国語として使用しない学習者の為に黒板には拼音を併記してくれます。
私は日本人で小さな時から漢字に慣れ親しんでいますが、漢字を使用していない国の出身者の中国語の習得は本当に苦労だと感じました。又、中国語の解説は英語でなされ、世界各国の学習者の為に大変、工夫されている事に私は深く感心しました。
午後は広く中国を知る為に中国文化教養講座が催されます。中国茶道、書道、切り絵などを体験しました。伝統的な淹れ方で抽出されたお茶はどれも、味も、色も、香りも違い、改めて中国茶を味わい、見直す良い機会となりました。中国では緑茶は午前に飲むとカフェインの作用で頭脳を覚醒し、午後や夕食の時には黒茶など発酵茶を飲むと消化を助ける事、又、大体のお茶は血糖を下げる効能があるので、お茶うけに甘いお菓子を食べるのも理に叶っているそうです。中国語だけでなく、中国人の生活や文化も紹介され、とても有意義な勉強が出来ました。
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