中国科学技術部省の関係者がこのほど記者会見で、2012年末時点で「TD－SCDMA（中国が独自に採用している第３世代携帯の通信方式）」規格の携帯電話のユーザー数は8792万8000人に達し、中国の3G携帯電話ユーザー数の3分の1以上を占めていることを明らかにしました。その上で「TD－SCDMA」携帯は今年、爆発的な伸びを見せ、ユーザー数は2億人を突破し、端末販売台数は1億5000万台を超えると予測しました。

　「TD－SCDMA」のネットへの接続率は99.65％で、通話の中断率は僅か0.29％です。「TD－SCDMA」関連の国内生産シェアは90％を超え、中国3G産業の競争力を十分に反映しています。また、中国が2012年に開発したTD-LTE-Advancedは4G国際規格として採用され、中国の技術が世界レベルに達したことを示しました。（牟、吉野）　暮らし・経済へ