中国国家国防科学技術工業局が19日明らかにしたところによりますと、19日0時13分、酒泉衛星発射センターは「長征2号丁」運搬ロケットを使ったトルコの地球観測衛星「ＧＫ－2」の打ち上げに成功しました。衛星は予定の軌道に入りました。今回の打ち上げは長征シリーズ運搬ロケットによる174回目の打ち上げとなり、これを以って中国は今年19回の衛星打ち上げを全て終えたということです。

　「ＧＫ－2」衛星はトルコが自主開発した2機目の地球観測衛星です。今回の打ち上げは、中国の宇宙製品が西アジア・北アフリカ市場に進出したことを示しており、国際的な商用打ち上げサービス市場をいっそう拡大するにあたって重要な意義を持つとされています。（玉華、中原）

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