中国科学院と中国工程院のメンバーが投票で選ぶ2012年中国と世界の科学技術十大ニュースが19日北京で発表されました。有人宇宙船「神舟9号」と「天宮1号」のドッキング、火星探査車「キュリオシティ」の火星着陸がそれぞれ、中国と世界の科学技術十大ニュースのトップに選ばれたということです。
中国の科学技術十大ニュースは、①「神舟9号」有人宇宙船と「天宮1号」のドッキング成功、②有人深海潜水機「蛟龍号」が水深7000メートル以上の潜水に成功、③世界初の高寒冷地用高速鉄道が3つの技術的困難を解決、④月探査衛星「嫦娥2号」による7メートル解像度の全月面写真を公開、⑤中国初の国産CPUを搭載したスーパーコンピューターが毎秒1千兆回の演算速度を達成、⑥E型肝炎ワクチンの開発に成功、⑦次世代運搬ロケットのエンジン開発に成功、⑧拡大可能な量子情報処理が重要な成果、⑨大亜湾実験でニュートリノの新しい振動モデルを発見、⑩アジア初の電波望遠鏡が完成、でした。
この選出活動は中国科学院と中国工程院が主催するもので、これまで19回行われています。(玉華、大野)暮らし・経済へ
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