2012年度中国国家最高科学技術賞が18日発表され、中国の力学研究者で爆発力学の先駆者の1人である鄭哲敏氏とレーダーの専門家で中国の近代的早期警戒機開発事業の創始者である王小謨氏が受賞しました。この賞に軍事工学の専門家が選ばれるのは初めてです。

　その他、国際科学技術協力賞も発表され、アメリカ、日本、カナダ、デンマークの科学者5人が受賞しました。

　自然科学賞や技術発明賞、技術進歩賞を受賞した科学者の平均年齢は47歳で、45歳以下が44％、海外留学経験者が37％を占めています。中国の科学技術革新に取り組む人は、若者や留学経験者が主体となっているということです。(鵬、大野)　暮らし・経済へ