ヴァレリー・エイモス人道問題担当国連事務次長は27日に、シリアの首都・ダマスカスを訪れ、シリアのジャースィム・ムハンマド・ザカリヤー社会労働相と会談を行い、シリアの難民救助と避難問題について話し合いました。
ジャースィム・ムハンマド・ザカリヤー社会労働相は今回の会談について「積極的な成果を収めた」と述べましたが、双方が達成した具体的な計画については明らかにしませんでした。
エイモス事務次長はこの日、ダマスカスのバルゼ地区にある避難所を視察しました。
国連が発表したデータによりますと、現在、緊急支援を必要とするシリア人は400万人で、家を失った人は200万人あまりいるということです。
レバノンを訪問しているアラブ連盟のサイード事務局長補佐兼シリア難民視察団団長は同日に、ベイルートで「シリアの周辺国家がシリアの難民に支援を与えているが、状況は依然深刻である。シリアの難民問題の解決にはアラブ諸国の協力が必要である」と指摘しました。(Yin 吉野) 国際・交流へ
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