欧州中央銀行は6日、定例の通貨政策会議を開き、政策金利を含む各種金利の据え置きを決定すると共に、引き続き「主要再融資操作計画」を実施していくと発表しました。
ギラド総裁は会議後の記者会見で、「ユーロ圏のインフレ予想は、欧州中央銀行のインフレ予想目標とほぼ一致しており、中期的には、インフレ率は2%よりやや低いレベルに保たれるだろう」とした上で、「データと調査指数から、ユーロ圏内の経済活動は第4四半期(9月~12月)さらに後退し、その傾向は2013年まで続くと予想される」と述べました。
欧州中央銀行はまた、ニーズに応じて「主要再融資計画」を少なくとも2013年7月までは継続すると決定しました。「主要再融資計画」はユーロ圏が銀行間に流動性を提供するため取った措置で、通常1週間の短期貸付を提供するものです。(朱丹陽 大野)国際・交流へ
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