欧州連合（ＥＵ）の政策執行機関である欧州委員会は12日、2013年秋季までに、ＥＵ諸国を出入りする民間用航空機に対する炭素税の徴税を停止するよう提案しました。同時に、その時に開かれる国際民間航空会議で、この問題について多国間協定に達するよう期待しているとしました。

　欧州委員会のコニー・ヘデゴー気候行動担当委員は、「欧州委員会が航空炭素税徴収の停止を提案するのは、国際上でこの問題の解決について合意する兆しがあるからだ。仮に会議で協定に達さなければ、ＥＵは炭素税の徴収を再開する」と述べました。（玉華、中原）

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