パレスチナで7年ぶりの地方議会及び行政機構の選挙が20日、行われました。しかし、パレスチナ・イスラム抵抗運動「ハマス」のボイコットにより、選挙はヨルダン川西岸のみで行われ、ガザ地区が含まれませんでした。
パレスチナ中央選挙委員会の提供したデータでは、全部で50万人以上の有権者が340か所で投票しました。4700人の候補者からなる321の選挙団体のうち、93の団体が地方議会の評議員や行政機構の指導者に当選し、このうち、女性候補者の割合が初めて25%にのぼったということです。
パレスチナでは、2005年以来初めての地方選挙です。ハマス及びイスラム聖戦機構(ジハード)などのイスラム勢力の不参加表明を受け、選挙戦は主に、アッバス議長が率いるファタハ及びパレスチナ解放機構のその他の派閥、独立系政治家の間で展開されました。
選挙のボイコットを宣言したハマスは、パレスチナの分裂が終わり、民族内部の和解が実現するまでは、いかなる形の選挙も行わないよう求めています。(Yan、山下) 国際・交流へ
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