パレスチナ側によりますと、今回の会談はイスラエル政府の書簡の返答に限り、政治的交渉には及んでいません。
先月17日、アッバス議長はパレスチナ代表団を通じて、イスラエル政府に書簡を渡し、和平プロセスの立場について説明を求めました。これに対して、イスラエル政府は、書簡を受け取った2週後に返答すると応じました。
アッバス議長は、同じ日、米国のクリントン国務長官とも電話会談を行い、「イスラエル看守所で断食による抗議を行っているパレスチナ人の要請を満たすように」と米国の介入を求めました。
今年4月17日、イスラエルに拘禁されたパレスチナ人1500人が、断食による抗議活動を行い、理不尽な行政拘留の停止、拘禁の解除、夜間捜査の撤回、ガザからの家族の見舞いを許可するようを求めました。(朱丹陽 山下)国際・交流へ
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