中国の王民国連次席大使は25日国連本部で、「対話は、パレスチナ・イスラエル問題を解決する唯一の方法だ。中国は、いまの膠着状態を打開し、交渉再開を推し進めるすべての措置を歓迎し、支持する」と述べました。
国連安保理は、この日に中東問題について、会議を開きましたが、王民次席大使は席上、「国際社会は交渉促進の措置を強めるべきだ。中国は、中東問題についての4カ国が交渉再開における役割をよりよく発揮させることを希望し、安保理が中東和平プロセスの推進に貢献するこを支持する」と発言しました。
王民次席大使は、「中国は一貫して、イスラエルが占領下にあるパレスチナの土地でユダヤ人入植地を造ることに反対し、エルサレムの現況を一方的に変えることに反対する」と語り、拘束中のパレスチナ人を釈放し、その生活と医療状態を改善するよう呼びかけました。
王民次席大使はさらに、ガザ地区への封鎖を全面的に解除し、医療援助、食品提供と地元再建に必要な材料の輸入を許可し、ガザ地区の人道的状況を改善するようイスラエルに呼びかけました。(イツゴウ)国際・交流へ
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