IEA・国際エネルギー機関のファン・デル・フーフェン事務局長、EU・欧州連合のエデラー中国大使ら官員が共同で発表した報告書によりますと、中国の天然ガス消費量は10年で4倍増加し、世界で4番目の天然ガス消費国となっていることがわかりました。
また報告書は、「2011年に中国の天然ガス消費量は1300億立方メートルに達し、2000年に比べ4倍増えた」とし、2011年から2015年までの天然ガス需要量は倍増する可能性があると予測しています。また「中国の天然ガス消費量は世界で増加速度が最も速い国の一つで、中国はすでに重要な天然ガス輸入国となり、パイプラインと液化ガスの輸入量は需要量の4分の1を占めている。また需要量の大きい地域から離れた国内の天然ガス生産区の生産量も増えている」とし、今後数年でこの勢いがさらに加速することから、中国は世界最大の天然ガス輸入国の一つになるだろうと分析しています。
さらに報告書は、「現在、中国の天然ガス市場は改革の重要な時機に来ている。天然ガス業界の未来については明確でエネルギー枠組に合致したビジョンを制定する必要がある」と指摘しました。(玉華、吉野)暮らし・経済へ
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