中国観光研究院は10日、今年の国内観光客の数が初めて30億人を超える見通しとの報告書を発表しました。

　昨年に比べ、今年の観光客数は12.8％増え約31億1000万人に、観光収入は16.6％多い2兆6000億元になる見込みです。

　また、今年第3四半期(7－9月)の観光満足度について調査した結果、中国人の国内旅行や海外旅行の満足度は安定している一方、中国を訪れた外国人観光客の満足度は明らかに下がっていることが分かりました。理由は主に、観光地での消費価格や交通料金が高いこと、タクシーなど窓口機関のサービスが悪いこと、ビザの申請が難しく、時間がかかることなどが問題だということです。(鵬、山下)旅行・文化へ