中国休日観光協調会議弁公室が7日に発表したところによりますと、今年、8日間にわたる中秋節、国慶節の大型連休期間、モニタリングされた観光区の運営は全体的に安定しており、国内観光客数が史上最高となったことが分かりました。

　報告によりますと、中秋節と国慶節の連休期間にモニタリングされた観光地119ヶ所の観光客数は延べ3424万人を超え、昨年の同じ時期に比べおよそ21％の伸びを示しました。観光収入も昨年の同じ時期より25％多い17億6500万元に達しました。このほか今回の連休中には、小型車を対象に高速道路の無料化が初めて実施され、マイカーによる観光が爆発的な人気となりました。全国各地の人気の観光地は定員数を超える状態が続き、史上最もホットなゴールデンウィークとなりました。中でも農村でのんびりする観光や共産党ゆかりの地を訪ねる旅などの特色ある観光コースが人気となりました。

　観光市場が勢いづく一方、国民の観光意欲の高まりや新たな政策などの影響を受け、観光客数が大幅に増え、高速道路に深刻な渋滞が発生するなど新たな問題が出ています。今後は大型連休の観光運行メカニズムの稼動を検討し、休日観光の健全な発展を推進していくということです。（HJ　吉野） 旅行・文化へ