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 2011年、外資系銀行の中国での収益が倍に

2012-07-18 15:00:48     cri    
 世界会計事務所大手のプライスウォーターハウスクーパース(PWC社)が17日に発表した調査報告によりますと、2011年、外資系銀行の中国における総収益は倍増しており、調査を受けた外資系銀行の75%は、「今後3年間、中国で20%増の年間平均収入を維持することができるだろう」と見通しを示しています。

 これについてPWC社の責任者は、「中国にある外資系銀行は、収益と資産総額が増加し続けているだけでなく、主要市場においても目を見張る占有率を取得している。例えば、上海では、昨年、外資系銀行の市場シェアは12%にも上っている」と述べました。

 調査を受けた41社のうち、香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、東アジア銀行などの古くから中国市場とかかわりがある大手もあれば、ベルギー、ロシアなどからの商業銀行も含まれています。これら銀行の多くの総裁から、「今後、人民元の国際化と金利の市場化改革により、債務資本市場、金利スワップおよび通貨・金利スワップ取引などの分野をはじめ、外資系銀行は発展の新しい契機に恵まれているだろう」ということが指摘されていました。

 さらに、同調査報告書は結びでは、「中国経済は下振れ傾向が現れたものの、調査を受けた外資系銀行はこれでがっかりすることなく、『中国市場への約束は、かつてなかったほどよりしっかりしたものになっている』と彼らは表明している」と締めくくっています。(ken)暮らし・経済へ 

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