中国の王超商務次官は10日に北京で開かれた記者会見で「中国の外資導入は複雑な情勢に直面しているが、中長期的に見て外資導入は依然として比較的強い総合的優位性を備えており、今年の外資導入は穏やかに成長するだろう」との見込みを発表しました。
王次官はまた「当面の情勢の下、中国政府は引き続き積極的な開放戦略を堅持し、外資導入拡大の政策措置を実施し、戦略的新興産業や現代農業、現代サービス業、省エネ環境保護産業への外資導入を奨励していく。また中西部地域への外資導入を誘致し、投資の便利化を更に進め、外資が中国で安定して発展するための秩序ある良好な環境を作る」と語りました。
統計データによりますと、今年の5月までの中国の実際の外資利用額は471.1億ドルで、前年同期より1.91%下落しました。5月だけを見てみますと外資利用額は前年同期より0.05%多い92.29億ドルで、6カ月続いた下降傾向に歯止めがかかりました。(白昊、吉野)
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