中国では外資の実際利用額がこれまで6カ月連続して減っています。これを受けて中国商務省の瀋丹陽報道官は15日、「商務省は、外資利用の見通しでは慎重ながらも楽観的な見方をもっている」と述べました。

　この日発表されたデータによりますと、この4月、中国の外資の実際利用額は去年同期より0.74％減少して84億100万ドルとなり、1月から4月までの外資利用額は去年同期より2.38％少ない378億8100万ドルでした。

　瀋丹陽報道官は「中国の外資利用額が減ったことには国内外の原因があるが、中国の投資環境が全体としてはますますよくなりつつあることから、商務省は外資利用の見通しでは慎重ながらも楽観的な見方をもっている」と述べました。（玉華）暮らし・経済へ