昨年から始まった「留守児童(両親が出稼ぎに出て故郷に残された児童)」の環境改善のためのプロジェクト「春苗栄養計画」が今年も実施され、2000万元(約2億6290万円)の資金が投入されます。この資金は主に湖北省、寧夏回族自治区、河南省での400カ所の「栄養キッチン(主に農村地区の学校で食事をつくる施設を指す)」の建設に使用されるということです。
現在、農村の「留守児童」は5800万人で、中西部貧困地域では留守児童の食事や栄養問題を抱えています。昨年10月中国国務院が「農村義務教育学生栄養改善計画」を実施し財政補助に力をいれ、約2600万人の学生に食事の提供を始めました。中西部6つの省市では300カ所の「栄養キッチン」が建設され、留守児童を対象として寄宿舎で生活する学生15万人に栄養価が高く低価格の食事を提供しました。(白昊、吉野)暮らし・経済へ
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