第8回「子どものために」フォーラムがこのほど上海で行われました。フォーラムに出席した上海交通大学付属小児病院の蒋一方医師はここ5年間、上海市の小学生の肥満症発生率は上昇していることを示し、肥満を生み出す環境の改善を呼びかけました。
蒋主任医師は、高カロリー食品を学校や子どもの遊び場で販売しないこと、健康に良くない食品の広告を子どもがテレビをみる時間帯には放送しないことなど具体的な対策を提案しました。
小学生の生活スタイルに関するアンケート調査によりますと、小学1年生から3年生では、野菜が嫌い、高カロリーの食品を好む、スポーツをしない、コンピュータやテレビを好むといった子どもが3分の1を占めました。
これについて蒋医師は、現在中国で肥満の子どもが多いのは、社会や学校、メディアの宣伝などの総合的な社会環境と関係があると指摘しています。(翻訳:トウ 徳花)暮らし・経済へ
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