中国青少年研究センターは2日に、18歳以下の青少年と児童のアイドルに憧れる心理と模範教育に関する研究報告を発表しました。
調査結果によりますと、青少年と児童の憧れの対象がスターへと変わってきていることがわかりました。およそ7割の青少年と児童がタレントやスポーツ選手を憧れの対象としています。そのほか、文学家、芸術家、思想家、英雄、政治家、軍事家にあこがれを持っているのはそれぞれ3%で、科学者は2.3%、中国の発展に功績を残した人物を指す労働模範はわずか0.4%という結果になりました。専門家は「スターに憧れることは子どもたちが自己を探る過程において、理想とする人物への社会的評価と感情に対し慕わしく思うことであり、現在社会の商業的にパッケージされたアイドルと宣伝の結果でもある」と指摘しました。
また、専門家は「次第に商業化に傾いていくことは現在の実社会における価値観の変化でもあり、精神的価値の喪失でもある」との考えを示しました。(ken、吉野) 暮らし・経済へ
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