1951年6月1日、「国際児童デー」を祝うため、
国立北京図書館が行った展覧会に出席した子供たち
6月1日は「国際児童デー」です。この日は、世界の子どもの生存権や健康、教育を受ける権利を守り、子どもの生活改善を目指し、また幼児の虐殺や虐待などを防ぐために定められた日です。
世界の多くの国、特に社会主義国家では6月1日を児童デーとして定めています。欧米諸国では各国の児童デーが異なり、この日を祝うための公共の催しなどが行われないことから、社会主義国家のみが6月1日を「国際児童デー」に定めているのだと誤解している人々も多くいます。
子どもたちの権利を守るため、国際民主婦人連盟が1949年11月にモスクワで開催した執行委員会会議で、毎年の6月1日を「国際児童デー」に定めることを決定しました。新中国が成立してから、中国人民政府政務院(国務院に当たる)が1949年12月23日、中国の子どもの日と「国際児童デー」を統一することを決めました。 暮らし・経済へ
1951年6月1日、北京にある北海公園で行われた園遊会に参加した子供たち
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