イエメンの首都サヌアで24日、再び衝突が発生し、200人あまりが死傷しました。同日、サレハ大統領が病気の治療のため、米国に行くことを明らかにしました。
イエメン南部のタイズなど多くの県で、数万人規模のデモ隊が4日間にわたる行進をし、24日に首都サヌアに到着。サレハ大統領の訴追免除に対して抗議しました。デモ参加者と政府軍の治安部隊が衝突し、少なくとも13人が死亡、200人が負傷しました。負傷者のうち少なくとも4人の治安部隊の兵士がいたということです。
この日、イエメンのサレハ大統領はサヌアで行った記者会見で、与野党でつくる「挙国一致内閣」が来年2月に予定される大統領選を十分準備できるよう、自らは米国を訪問しイエメンを一時的に離れる意向を示し、「米国で健康診察を受け、治療が終わった後に帰国する」と述べました。しかし、その具体的な訪米時間については明らかにしませんでした。(玉華、山下) 国際・交流へ
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