中国の李保東国連大使は19日、アフガニスタン問題について開かれた安保理会議で講演し、「中国はこれまで一貫して、中国とアフガニスタンとの善隣友好関係の発展に尽力し、アフガニスタンの再建プロセスを重視し、積極的に参加している。同時に、アフガニスタンにできるだけの支援を提供し、国際社会と共に、その平和、安定と発展を一日も速く実現させるために寄与していく」と述べました。
李保東大使は、「中国はアフガニスタン人によってアフガニスタンを管理することを支持し、アフガニスタン政府を主導とする和解と再融合のプロセスを支持する。そして、アフガニスタンが自主的に民族和解を推進し、和解のために有利な条件をつくり、平和と再融合計画が一段と進展を上げることを希望する。また、アフガニスタンが『カブールプロセス』を引き続き推進することを支持し、各方面がアフガニスタン支援への約束を確実に履行し、アフガニスタンの経済発展および、その持続可能な発展能力の強化を支援するよう呼びかける。さらに、アフガニスタンが、相互尊重、平等互恵の基礎を踏まえて対外関係を発展させ、特に地域諸国との善隣友好関係を発展させることを断固支持する」と強調しました。
李保東大使は、また「中国は、国連がアフガニスタンの平和再建プロセスを推進するために払った積極的な努力を高く評価する。アフガニスタン駐在国連支援団授権活動に対する評価はアフガニスタンに対する国際社会の支援を協調する核心的な役割を果たすことを希望する。そして、国連が評価を行う過程で、アフガニスタンとの協調を強化し、その意見を聴取し、尊重することを希望する」と述べました。(董燕華、山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |