中国外務省の呉海龍次官補は2日、北京で、「国連加盟国の多くは国連に対して高い期待を寄せている。国連が一層役割を果たし、協議するだけで行動はしない空論の機関にならないよう希望する」と述べました。
この日、「中華人民共和国の国連における合法的地位の回復40周年」をテーマにする第4回「ブルールーム・フォーラム」(ブルールームは中国外務省にある(藍庁)と呼ぶ会議室のこと、このフォーラムは政府関係部門と国際人士、社会各界との間で交流の場を提供して、国際情勢と中国の外交政策などについて討議することを目的としている)が北京で行われました。これは、新時期における国連の地位と役割について中国はどう見るかという質問に対し、呉海龍次官補が述べたものです。
呉海龍次官補は、「国連は自身の健全化を通じて、その権威性を強め、さまざまな危険やチャレンジに対応する能力を高め、世界の平和、安全、発展と人類社会の進歩のためにより大きな貢献をしていくべきだ」と強調しました。(玉華、kokusei)
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