12日に中国南部の都市・深センで開かれた中国のWTO(世界貿易機関)加盟10周年の記念式典で、WTO常駐の初代中国大使といまの中国大使は共に「WTO加盟後のこの10年間、中国経済は好調かつ急速な発展を遂げてきた」と語りました。
WTO駐在の易小準現大使は、「WTO加盟後の10年間、中国経済は著しい発展を遂げ、経済貿易大国への転換を実現した」と述べました。統計によりますと、ここ10年で中国の輸出規模は5倍近く拡大し、輸入規模は4.7倍増え、世界最大の輸出国となっています。
WTO駐在の初代大使を務めた孫振宇氏は、「中国のWTO加盟は中国だけでなく、WTOそのものを変え、世界経済の発展を推し進めた」と述べました。また、去年末までに、中国は日本、韓国、オーストラリアなどにとって最大の市場になったということです。
一方、この10年間で中国は大きな成果を収めたものの、両大使の見解によりますと、中国は依然として複雑な国際環境と多くの厳しい試練に直面しています。これについて易小準大使は、「中国は引き続き対外開放の戦略を拡大し、保護貿易主義に反対していくべきだ」との考えを示しました。(10/13 Lin、中原)暮らし・経済へ
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