中国の孟建柱公安相は4日、中国各地および各部門に向けて、「思考を冷静に保ち、観念の麻痺を克服して、テロ勢力との戦いを深く分析しなければならない。また、テロ活動の取り締まりを堅持し、対応措置を全面的に実行するだけでなく、暴力・テロ・犯罪の予防と取締りの能力とレベルを引き上げ、国民の生命と財産の安全、および社会の安定を効果的に維持する必要がある」との要求を示しました。
このほど、新疆ウイグル自治区で暴力テロ事件が連続で発生し、無辜の市民が死傷しました。この事件は社会・経済の発展と民族の団結に深刻な影響を及ぼしています。中国政府はこの事件を重視しており、中央政府の首脳らも「関係部門は早期にテロ事件の全容を解明し、法に基づいてテロリストと犯罪者を厳しく裁くよう」求める重要な指示を下しました。
孟建柱公安相は4日、ウルムチ市で開かれた全国反テロリスト工作会議に出席した際、「すべての人々が法の下に平等であることを堅持する。如何なる人間であっても、一旦法律を犯したり、国民生命やその財産の安全を損なう行為を行ったり、また国家の分裂と民族団結を破壊する活動に従事した場合には、法に基づいて厳しく罰されるべきだ。公然と法律を犯し、テロ活動を行おうとする犯罪者に対しては、厳しく処罰し、その手を緩めることはない」と強調しました。
孟建柱公安相はまた、各地の関係各部門に対し、利用可能なリソースをすべて活用し、テロ対策を着実に実施し、暴力犯罪者やテロリストに大きな圧力をかける態勢を整えるなどして、暴力テロ事件の頻発を防ぎ、各民族の安心感を高めていくよう求めました。(万、中原)暮らし・経済へ
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