テロが発生したエリアにある商店のご主人アスカさんは「思い出すだけでもまだドキドキして、恐怖を感じる。あの日は抗議活動のようなものはひとつも無かった。自分はちょうど商店の前に荷物を運んでいたところで、突然叫びが聞こえたかと思うと、派出所から火が出た。包丁のような凶器を持った暴徒二人が派出所の庭に立っていた。自分はあまりに恐怖を感じて、すぐに店を閉め、帰宅した」と当時の様子を語りました。
また、派出所の周辺に住むトルソンさんは「派出所の一階の、道路沿いの二部屋から火が出ていた。濃い煙の中で、誰かが窓から助けを求めていた。私は通りがかった人たちと一緒に窓の欄干を開けて、煙の中から人質を何人か救出した。中には妊婦もいた」と話しました。
所長のアブライディさんは「噂になっていた抗議活動やデモは、当日起こらなかった。暴徒は計画的に警備の薄い時間を狙って襲撃してきた」と話しています。
また、和田市公安局の責任者は「今回のテロは計画的で、包丁、火炎瓶、石などの凶器を準備していた。つまり目的は、警察や罪の無い市民を殺すということだ。派出所を衝撃したあと、より大きな影響を与える狙いで、自分たちの宗教の旗を掲げていった。」と説明しました。(翻訳:トントン チェッカー:中原) 暮らし・経済へ
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